議員面談を開始

入間小のケヤキを未来につなぐ会は、これまでの議会での議事経過を調査し関係議員の見解を聴取するために議員面談を開始します。

面談の要請を行った対象議員は、ケヤキの伐根を含む「入曽駅周辺整備事業」を所管している建設環境委員会の委員入曽地区またその周辺に在住の議員、計11名です。面談の実施状況は以下の表で随時公開していきます。

面談の実施状況

(更新日:9月3日)

種類議員名会派回答日実施日備考
建設環境千葉良秋 議員(委員長)自由民主党8/38/12実施済み
建設環境猪股嘉直 議員日本共産党8/38/12実施済み
建設環境加賀谷勉 議員公明党8/5面談拒否
建設環境・
入曽地区周辺
土方隆司 議員(副議長)新政みらい8/89/2実施済み
(副議長なので内藤議員が対応)
建設環境大島政教 議員はつらつ創造8/98/26実施済み
建設環境福田正 議員(副委員長)改進無回答
建設環境高橋ブラクソン
久美子 議員
市民派無所属無回答
入曽地区西塚和音 議員はつらつ創造8/89/2実施済み
入曽地区齋藤誠 議員公明党8/8入曽選出議員としての対応は不可(8/23)
入曽地区三浦和也 議員改進8/8入曽選出議員としての対応は不可(8/23)
入曽地区中村正義 議員はつらつ創造8/8入曽選出議員としての対応は不可(8/23)

面談の要請文書

イオンとの話合いを実施

(記事更新:2022年9月27日)

イオンリテール株式会社(以下、イオン)と入間小のケヤキを未来につなぐ会は8月1日、入曽地域交流センター(狭山市南入曽)において話合いを実施しました。この話合いは、当会からイオン宛てに送付した「署名提出のお知らせ」(7月19日付)を受けて、イオンからの申し出により実現したものです。イオンからは開発本部長、開発本部北関東開発部埼玉開発担当部長の2名、当会からは代表を含む3名が出席しました。

話合いではイオンの企業方針を伺い、どのような姿勢で公募前の検討を行ったのか、公募条件をどのように受け止めて応募したのかを聞くことができました。また、イオンの現在の立場今後のケヤキの取り扱いについても示されました。当会からは、イオンの立場に一部理解はするものの、公募前からのイオンの姿勢を大切にして取り組んでいってほしいことを強く要望しました。

具体的な話合い内容を当会から広報することについて、イオンの担当者との合意が一時取れていましたが、追加でイオンと狭山市との調整が必要になったため、現在公開を中断しています。市との調整が済みましたら、本ページで追加でお伝えします。

以下、9月27日追加部分

9月27日、イオンから、8月1日の話合いの内容は出席者個人の意見であり会社の公式見解ではないとの回答がありました。同話合いでは、イオンの樹木や地域に対する深い理解が会社の方針や実例を通して示され、また、入間小のケヤキについての当初の検討状況も明らかにされていたため、今回このような対応になり非常に残念です。(※8月1日当時の開発本部長・窓口担当者と現在の開発本部長・窓口担当者はそれぞれ異動等で変更になっています)

代わりに、9月9日にイオンが当会に送付した文書を公開することで合意しました。文書は下記をご覧ください。

私たちは今後も、入間小のケヤキ保存に向けてイオンへの働きかけを継続していきます。

※個人情報等は当会の判断で黒塗りにしました。

市の事業者事前ヒアリングを公開

入間小のケヤキを未来につなぐ会は狭山市に対して、「入曽駅周辺整備事業で複合商業施設の公募条件を検討するために行った事業者からのヒアリングやアンケートの実施状況とその結果が分かる資料」の公文書開示請求を行い、この度、部分開示が行われましたので公表します。

資料名

「入間小学校跡地利活用民間事業者募集公募型プロポーザル事業にあたっての事前ヒアリング」(以下の画像をクリックすると拡大してご覧になれます)

入曽駅前でポスターの掲出を開始

入間小のケヤキを未来につなぐ会は7月30日、入曽駅前の3つの店舗のご協力を得て、街中へのポスターの掲出を始めました。これらの店舗の協力は署名活動の周知の必要性にご理解いただいた結果であり、会の運動への賛意とは無関係ですのでご留意ください。

私たちは今後も、ポスター掲出にご協力頂ける店舗等が増えるよう取り組んでまいります。

入曽駅西口の理容店(駐輪場)
入曽駅東口のコンビニエンスストア
入曽駅東口の薬局

自治会で署名の回覧開始

狭山市入曽地区の少なくとも3つの自治会で「旧入間小のケヤキとイオンの共存を求める署名」(チラシと紙の署名、別紙参照)が回覧されることが決定しました。これは、入間小のケヤキを未来につなぐ会が入曽地区自治会連合会に属する24自治会に個別に行った協力要請(7月4日付)を受けて、各自治会独自の判断で決定したものです。回覧を実施する自治会の数は今後も増加する可能性があります。

これからも私たちはケヤキの伐根問題の周知と署名の拡大に努めて参ります。

署名16,082筆を市に提出

入間小のケヤキを未来につなぐ会は7月20日、オンライン署名サイト「change.org」で寄せられた賛同者のリストと署名用紙で寄せられた直筆の署名を合わせた16,082筆を狭山市長(秘書課)と都市建設部市街地整備課に提出しました。同時に、賛同者からのコメントやご意見も声として提出しました。また、市街地整備課に対して対面での要請と話し合いを行いました。

今回提出した署名と声は以下の通りです。

署名数(第1次提出分):16,082筆

内訳)オンライン署名賛同者数:15,578名
紙の署名: 504筆

寄せられた声(第1次提出分):112件

※)寄せられた声は個人情報を伏せた上で市議会議員とイオンリテール(株)にも送付しました。

私たちは今後、入間小のケヤキを残すための活動を強化して参ります。将来、入間小のケヤキとイオンとの共存が実現するよう、今後もご支援くださいますようお願いいたします。署名活動もこれまで通り継続しますので、まだご存じない方へご周知いただけますと大変助かります。

最後に、市街地整備課との話し合いは予定時間の2倍に及びました。お忙しい中、ご丁寧に対応いただいた担当課長と職員のみなさまにこの場をお借りしてお礼申し上げます。

会からは代表(写真)他2名が提出と話し合いに参加(狭山市役所ロビー)
担当課長に提出した署名原本(都市建設部市街地整備課窓口)

広報さやま(2022年7月号)の記事について

狭山市が発行する「広報さやま」2022年7月号の5ページに入間小学校跡地のケヤキに関する記事がありました。読者の方から「伐採、伐根を“決定しました”という記述があるので会の運動は無理になったのではないか」との声が寄せられましたので、ご説明します。

私たちが活動を始めた2022年5月末以降、契約が遅延しているということ以外に市が公にできる新たな決定はありません。市に確認しましたが、この決定は2021年5月31日の複合商業施設誘致の「募集要項」の決定を指します。ここに登場する企業は、優先交渉権者として選ばれたイオンリテール株式会社ではなく、調査段階のヒアリングに応じた企業です。専門家もケヤキの診断はしていません。この決定以降、公募への質問で3社がケヤキを残せると表明したことになります。

私たちは、ケヤキとイオンの共存が実現するよう現在も全力で取り組んでいます。今後とも、ご支援をよろしくお願いいたします。

広報さやま(2022年7月号)5ページの該当部分

紙の署名を開始

入間小のケヤキを未来につなぐ会は、すでに実施しているオンライン署名に加えて、従来型の用紙を使った署名を開始しました。これまでに「オンライン署名がやりにくい」という声や「街頭で署名したい」という声があり、これにお応えする形で今回署名用紙を用意しました。すでにオンライン署名を行った方は紙で署名しないようにご注意ください。

署名用紙は以下からダウンロード・印刷してご利用ください。お手数をお掛けしますが、用紙の回収方法は会の連絡先までご相談ください。

市議会に陳情

入間小のケヤキを未来につなぐ会は6月14日、狭山市議会太田博希議長宛てに陳情書「入間小学校跡地のケヤキの保存に向けた措置について」を提出しました。陳情は議会運営委員会で協議後、原則、定例会最終日(21日)に全議員に配付されます。陳情の内容は下記をご覧ください。


陳情書

1. 件名

入間小学校跡地のケヤキの保存に向けた措置について

2. 陳情の趣旨

要旨

狭山市に下記の事項の実行を促し、狭山市議会からも必要な措置を講じて頂きますようお願い致します。

  • 入間小学校跡地のケヤキの伐根処分を中止すること。
  • 入間小学校跡地のケヤキの現位置での保存・活用に向けて、狭山市がイオンリテール株式会社と協議を開始すること。

理由

入間小学校跡地のケヤキ(以下、ケヤキ)は入曽の地域史をまとめた書物にも度々取り上げられており、常に入曽の歴史の中心で親しまれてきました。大木で整った樹形であるこのケヤキが毎年青々と葉を茂らせる様子はまちのランドマークとなり、これまでの歴史と併せて、これからも入曽のまちづくりに大切な要素です。ケヤキの現位置での保存は入間小学校の閉校以来多くの市民が要望しており、入曽駅周辺整備事業のパブリックコメントでも要望が複数寄せられるなど、入間小学校跡地利活用事業(以下、本事業)において最優先で検討すべき課題です。

狭山市(以下、市)は複合商業施設の誘致に不利になるという観点以外に保存可能性の検討を十分に行った形跡がありません。複合商業施設公募時の質問ではむしろ保存・活用したい旨を表明した事業者が複数あり、必ずしも誘致の不利にはならないことが判明しました。したがって、ケヤキが現位置で保存できない理由はなくなっています。

市はケヤキの移植検討や後継木の育成など市民の要望に配慮する姿勢も見せていますが、これらの策は歴史あるケヤキの大木を現位置に残す意義を代替できるものではありません。

事業者として選定されたイオンリテール株式会社(以下、イオン)はグループ内の店舗で積極的な樹木保存や活用を行なっており、中には立地自治体の委託を受けて地域住民のためにほぼ自己負担で管理している施設(イオンモール東久留米)もあるなど、先に挙げた市民の要望を実現するための十分な技術と体制を有しています。本事業においてイオンは市の募集条件に縛られており、ケヤキの現位置での保存・活用の実現には、まず市からイオンに協議を申し出る必要があります。

上記の通り、陳情いたします。

令和4 年6 月14 日

陳情者
入間小のケヤキを未来につなぐ会
代表 福住勇矢

(宛先)狭山市議会議長 太田博希 様

オンライン署名を開始

入間小のケヤキを未来につなぐ会は5月31日、オンライン署名サイトchange.orgで入間小のケヤキと複合商業施設(イオンそよら入曽)との共存を求めるキャンペーンを開始しました。

このキャンペーンでは狭山市長と狭山市都市建設部市街地整備課に対して、「ケヤキの伐根中止と現位置での保存・活用を前提に、複合商業施設の設計変更やケヤキの管理方法等についてイオンとの協議を開始すること」を求めています。オンライン署名を活用することで、狭山市だけでなく全国に広がる入間小関係者や環境・社会問題に関心がある人からの署名(賛同)を目指します。

change.orgのキャンペーンサイトはこちらからご覧ください。

https://www.change.org/keyakinomirai

cahge.orgのキャンペーンサイト