亡き新井太郎さんにありがとう
私たちに入間小のケヤキを守らなければいけないと決意させたのは、新井次郎さん(故人)の詩「けやきのつぶやき」でした。
私たちは入曽のシンボルであるケヤキは残してほしいと思っていましたがが、何もできないまま着々と入曽駅周辺整備事業が進められてきました。日が進むにつれて、入間小の跡地にできる複合商業施設の優先交渉権者が決まり、道路工事が進み、ケヤキの後継木の育成が進み、お店の中身や図面やイメージが公表され、もう無理なのではないかと思っていました。そんなモヤモヤしていた私たちをやさしくも心強く後押ししてくれたのが、入曽地域交流センター(入間中跡地にある旧入間公民館の後継施設)に掲げられていた詩「けやきのつぶやき」でした。(「けやきのつぶやき」はこちらをご覧ください)お会いしたことがない私たちですが、1991年にこの詩を作ってくれた新井太郎さんの志を受け継ぐことを約束し、新井さんに感謝します。残念ながら新井さんはもういらっしゃらないとのことですが、この詩を今まで残して、入曽地域交流センターに掲げてくださったすべての関係者の皆さまに感謝します。